「これが当たり前になる日を願って」
恐らく、
①民間企業に勤め
②CSR部門”以外”で働く(要は一般的なビジネスマン)が
③【R-SICに参加して感じたこと】
を書くことは珍しく、
そして「社会の無関心の打破」を標するRidiloverにとって意味があることになるんじゃないかと思い、
主催者である安部さん及び、関係者、そして”未来の関係者達”のために、書き残すことにします。
そして、もうひとつの意図をハッキリ書くと、
僕は”この領域”「思った人が行動すればいい」と思っています。
「ソーシャルセクター/ビジネスセクター」とか「NPO/株式会社」とか「社会的事業/?」・・・
ラベリングすること自体は否定するものではありません。
ここ数年の自分を振返り、そして今回参加させていただいて改めて認識したことは
「やるか/やらないか」。
なので、これを読んだ方が「やってみる」ための最初の一歩のヒントになるのであれば幸いです。
まず、”R-SIC”とは何かについて、いくつか解説。
■オフィシャルweb
■運営団体であるRidiloverのweb
■R-SIC2014に関連するweb
社会的課題を事業として、継続性を持って解決していくことを考える「R-SIC」を開催!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41318(現代ビジネス)
社会的事業への投資と関わり方ーー「日本の社会的事業が一千億円を扱う日は来るのか」レポート #RSIC
http://blog.junyamori.com/2014/12/12/rsic-impact-investment-report/(モリジュンヤさんのblog)
東京オリンピックを契機にどう社会を良くするか?-京都でソーシャル事業者ら議論 /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141211-00000066-minkei-l26(yahoo!ニュース)
なんとなく雰囲気は伝わったでしょうか。
そう、素晴らしいイベント(カンファレンス)なのです。
2013年に始まり、今回が第2回目。
ソーシャルセクターに置けるIVSのような場にしたい、と言う想いがあるそうです。
前置きが長過ぎると嫌われるので、本題のレポートに。
ソーシャルビジネスの招待制カンファレンス「R-SIC(Ridilover Social Issue Conference)」、今年は昨年に続き2度目の開催。
昨年同様、京都での開催で、今年はパワーアップして2日間の開催でした。
私は2日目のみの参加でしたが、刺激的なセッションが多かったです。
セッション順にレポートと個人的な感想を。
□SESSION4:地域に循環するビジネス
「和える:http://a-eru.co.jp/」
「健一自然農園:http://www.kencha.jp/」
「トラ男:http://www.torao.jp/」
の代表お三方。
本セッションの成功を確信したのは開始早々「壇上の三人が一番盛り上がっていたこと」。
もちろんその雰囲気は聴講側にも伝わり、朝イチのセッションに最適でした。
人選とコマ選定センスは”運営の妙”に尽きますが、
このセッションに限らずセンスよし、なものが多かった。
各々が自己紹介とともに事業をプレゼンし、その後セッションに移ると言う形式。
コーディネートもうまく、三人の魅力が素のままに伝わった1時間半でした。
最後の質疑応答で「(これまでの経験をふまえ、活動を拡げていくにあたり)”誰”を”どう”揺さぶりたいですか?」と質問したところ、
健一農園の伊川さんから「言えない人たち、の声がだいぶ分かるようになったので、行政や官僚にその”声”を伝えたい、届けたい」と。
同じくソーシャルな業界でその発言の領域を多岐に拡げ羅得ているフローレンスの駒崎さんが
「アドボカシー(政策提言)」の重要性を良く言われていますが、まさに。
今一度まとめると、登壇者三人の共通点は、
「知らないと価値がないもの」を「(特別なことをする訳ではなく)きちんと向き合うこと、で価値のあるものにしていく」こと。
「新しいmeasurementをつくり、再定義していく」
これが”経済成長とともに多様化していく価値観と共存”する為のキーワードになると強く思ったセッションになりました。
※体調不良により、以降のセッションは後日・・・w
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